六本松ブログ

ropponmatsu

絵本だいすき

2024年8月23日

先生が絵本を手にしているのを見つけた子どもたちは、喜んでそばに寄っていきます。「今日は何のおはなしかな?」と目をキラキラ輝かせながら見つめています。

今日の絵本は子どもたちに大人気の「だるまさんが」です。「だーるーまーさーんーが」と読み聞かせが始まると、挿絵のだるまさんと一緒に体を左右に揺らしています。登場人物になりきっておはなしの世界を自由に楽しんでいます。言葉の響きやリズムをそれぞれに感じ取っているようです。

絵本の中のだるまさんが『びよーん』と上に伸びている場面で、だるまさんになりきって体を伸ばしながら「びよーん」と言っています。

絵本で覚えた言葉や擬音などを真似してみながら、言葉の数も自然と増えています。

ラストの場面はだるまさんが『にこっ』と微笑みます。子どもたちもそれぞれに『にこっ』と一番いい表情をみせてくれて、心がほっこりします。絵本っていいなぁと思う瞬間です。

絵本の世界の中で、嬉しさや悲しさ、痛みなど様々な感情に触れ、自分の事のように疑似体験したり、自分の経験と結び付けたりしています。

絵本の読み聞かせは「心の栄養」という言葉もありますが、温かい声や表情を通して、子どもたちとの触れ合いの時間を大切にしていきたいと思います。